働き方を考えるカンファレンス2021「働くのこれから」

5年間の限定プロジェクトとして立ち上げたat Will Work様主催の「働き方を考えるカンファレンス」。今年のテーマは「働くのこれから」、そしてカンファレンス最後の年です。


この「働き方を考えるカンファレンス」をきっかけに、私たちはGraphic Catalyst Biotopeを立ち上げました。この5年間でさまざまな仲間が増え、そしてこのカンファレンスで飛び切りのチャレンジをさせてもらってきました。

2017年結成当初、2018年にメンバー増員
2019年は社外メンバーもジョイン、2020年はフルオンラインに

5年間の実践

思い返せば2017年、主催者との長年の関係性もあり、気軽な気持ちで引き受けた本カンファレンスのグラフィックレコーディング。よくよく話を聞いてみると、セッション数は10以上、さらに同時進行複数でセッションが開かれるとのこと…。「これは複数人いないと対応できないぞ…!?」と鑑み、一緒に走れるメンバー5名を集めて挑みました。

日本においてこれだけ大きなカンファレンスでグラフィックレコーディングを実施したのは初めてではないかと思います。

2018年はさらにセッションが増え、ワークショップやファイヤーサイドチャットなど新たな取り組みも。私たちからはタムラがワークショップおよびBREAKOUT SESSIONで登壇もさせていただきました。

2019年には「デジタルグラフィックレコーディング」に挑戦。おそらくこの規模のカンファレンスでデジタルグラフィックレコーディングを導入した初の事例だと思います。

2020年には社会情勢もあり、急遽オンライン配信へと切り替わりました。今となってはオンライン配信も身近になりましたが、2020年2月はまだ実践も少なかった時期。さまざまな実験を重ね、手探りの中、ベストな形を模索していきました。

そしてラストの2021年。こちらもやはり社会情勢があってフルオンラインになりました。今年は、グラフィックレコーディングをmiroにアップしつつ、参加者の方にもmiroにコメントやリアクションを残していってもらう形としました。ぜひこちらからご覧ください。



私たちが歩んできた道は、「グラフィックを用いた、変革のための触媒」

このように、「働き方を考えるカンファレンス」では「今までにやったことのないこと」をさまざまに挑戦させてもらいました。こうして挑戦しているとさらに新しい出会いがあり、さらに実践が重なっていきます。そうすることで、「私たちが大切にしたいこと」も見えてきました。

私たちが目指したものは、「グラフィックを用いた、変革のための触媒」。道のりの中で、2017年と2020年にWork Story Awardも受賞させていただきました。

5年は想像以上にあっという間で、このカンファレンスが今後はないと思うと正直寂しさもあります。けれど、何かを手放すとまた違う何かの出会いや道が開けるのだと信じ、歩んでいこうと思います。

ここまで関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました!

Graphic Catalyst Biotope

私たちグラフィックカタリストはみなさんの大切なお話しを聴きながら、「描くこと」を通して想いと願いを「見える化」し、 創造的関係性~たのしみあえるつながり~をはぐくむ触媒となります。イベントでのグラフィックレコーディングから、各種研修、ワークショップまで様々なご相談に対応いたします。