About us

この度は私たち「グラフィックカタリスト・ビオトープ(以下GCB)」の活動にご興味を持っていただきありがとうございます。私たちについて、是非知っていただきたいこと、大切にしている想いを以下にまとめております。

グラフィックレコーディングのご依頼をいただく際などには是非ご一読ください。

「グラフィックレコーダー」ではなく「グラフィックカタリスト」として

一般的に議論や対話、イベントの内容を描くこと、つまりグラフィックとともに可視化することを「グラフィックレコーディング」、これを実施する役割を「グラフィックレコーダー」と呼びます。

そんな中で、あえて私たちは自らに「グラフィックカタリスト(カタリスト=触媒)」という肩書をつけています。これは自分たちのことを「グラフィックレコーディングを描く」役割ではなく、「グラフィックレコーディングを手段として使って『場』をデザインする」役割だと考えているからです。

「描くこと」で参加者同士や主催者を含む「場」を活性化させ、新たなつながりや発見を生み出す触媒となるために、私たちは活動しています。

なぜ「グラフィックレコーディング」なのか

実際のところ、グラフィックレコーディングを「絵が入った理解しやすい議事録」としてお願いされることもあります。

しかし、私たちはこれだけで内容を理解することは難しいとはっきりお伝えしています。

全文書きおこしや動画に比べるとどうしても情報量が落ちることはその一因です。

一方で、理解を助けるために文字だけでなくグラフィックがあることはやはり有益です。

その場にいる人同士が認識を合わせたり、後から内容を思い出すフックになったり、内容について話すための材料として使うことにグラフィックは適しています。

このように、私たちはグラフィックレコーディング提供者の責任として、長所と短所そしてその役割を、真摯に考え続けています

私たちにできること

現在はSNSなどで上がってくる「アウトプットのひとつとしてのグラフィックレコーディング」が注目されがちですが、私たちの役割は単なるグラフィックレコーディングだけではありません。

例えばある大型カンファレンスでは、参加者が内容を振り返ることはもちろん、その後の対話のきっかけになることまでを考慮してグラフィックレコーディングを担当しました。

別のイベントでは全体の内容を描きつつ、参加者の応援メッセージとなるようにグラフィックレコーディングを活用しました。

また、ある対話のイベントでは、当初「内容を描いてください」というご依頼でしたが、お話を聞かせていただいた上で対話の場全体の設計をご提案し、スタッフ向けの事前グラフィック講習から当日に参加者自身が描いて対話するためのファシリテーションを含めて関わりました。

このように同じ「グラフィックレコーディング」でも場によって書き方や使い方を変化させていますし、場合によっては対話の場自体をデザインすることもあります。

イベント当日だけでなくイベントの前後も含めた設計や、ただ描くだけでなく参加者の主体性を引き出して場に巻き込んでいく仕掛けを作ることがGCBの大きな特徴の一つです

まずはみなさまの想いを聞かせてください

以上のような背景もあり、「グラフィックレコーディングをしてください」というご要望にただご対応することは、実はご依頼してくださった方にとても失礼で、お互いのためにならないことだと私たちは考えています。

過去には折角のご依頼であってもきっちりとご説明を差し上げた上でお断りさせていただいた経験もあります。

まずはご予定されているイベントや対話の場をどの様な場にしたいかという「想い」を、しっかりと聞かせていただくことをスタートにさせてください

その上でグラフィックレコーディングに限らず様々な「手段」をご提案し、ともに場をデザインしていくことこそ私たちの持つ最大の強みです。