SDGs×LEGO®️ WORKSHOP

12月13日に行われた「SDGs×LEGO®️ WORKSHOP」のグラフィックレコーディングを担当させていただきました。
SDGs(持続可能な開発目標)についてカードゲームとLEGOを使った体感を通し、対話と思考のきっかけを提供する素晴らしいワークショップでした。

誰も取り残されない幸せな世界を作るには、SDGsで定義された17の項目の1つばかりを見るのではなく他の項目にも目を向けなければならないと、ファシリテーターの井澤さん(こども国連環境会議推進協会)はおっしゃられておりました。

例として「質の高い教育をみんなが受けるためには」というテーマについて、モザンビークの小学校卒業率が31%と著しく低いという課題を取り上げられていました。
これはSDGsでまずは「貧困をなくそう」と目標が立てられるます。しかしその実情にもっと目を向けると、モザンビークの子供達は高学年になると体格が整い、労働力と見なされ、水を汲むため片道10キロの道を往復をする仕事が課せられることを知ります。これが学校に行けなくなるより詳細な理由なのです。SDGsにおける「安全な水とトイレを世界中に」という目標も必要な事例だとわかります。

カードゲームとLEGOを使った対話パートはSDGsを短い時間でも深く体感でき、参加者が幸せについて積極的に対話を始めました。この状態になることを世界の問題に対して行っていくのは大変ですが、持続可能な開発目標に対するはじめの一歩を体が覚えるという体験は貴重であると感じました。

参加者がカードゲームを通して体感した「誰も取り残されない世界」をLEGOで組み立てたものです。これを見たチームの人から問いが投げかけられ、作成者本人も新たな気づきにであっていました。

Graphic Catalyst Biotope

私たちグラフィックカタリストはみなさんの大切なお話しを聴きながら、「描くこと」を通して想いと願いを「見える化」し、 創造的関係性~たのしみあえるつながり~をはぐくむ触媒となります。イベントでのグラフィックレコーディングから、各種研修、ワークショップまで様々なご相談に対応いたします。